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子供がプログラミングの習い事をやめたい…現役SE講師が教える正しい判断方法

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「もうやめたい」って言い出した。

そのひとことを聞いたとき、どうすればいいか迷ってしまう保護者の方は多いんです。

続けさせるべき?それとも無理させないほうがいい?やめたら将来に影響するんじゃないか…。

週末に子ども向けプログラミング教室で講師をしていると、こういった相談を保護者の方からよく受けます。

平日は現役のソフトウェアエンジニア(SE)として働きつつ、週末は子どもたちと向き合う中で、「やめていく子」も「続ける子」も、たくさん見てきました。

この記事では、次の3つをお伝えします。

  • プログラミングの習い事をやめた人に多い「本当の理由」
  • やめて正解だったケース・後悔したケースの違い
  • やめる前に試してほしいこと・やめた後の選択肢

うちの子、プログラミング教室をやめたいって言い出して…。続けさせた方がいいのかな?


目次

プログラミングの習い事をやめるのは、必ずしも失敗ではない

草原の分岐点に立ち、新しい可能性を見つめる子供のイラスト
「やめる」は終わりではなく、お子さんに合った「正解」を見つけるための過程です。

最初に結論をお伝えします。

プログラミングの習い事をやめること自体は、悪いことじゃないんです。

教室で子どもたちを見ていると、「やめる」には2種類あると感じます。

合わなかったから離れる → 次のステップにつながる「正解のやめ方」

判断を誤ってやめる → あとで「続ければよかった」と後悔するパターン

大事なのは「やめたかどうか」より「どう判断してやめたか」なんです。

教室で講師をしてきて、やめていく子も続ける子もたくさん見てきました。正直に言うと、「やめて正解」だった子のほうが多いくらいです。大事なのは”やめたかどうか”ではなく”次にどう動くか”なんです。

この記事では、その判断基準を具体的にお伝えしていきます。


プログラミングの習い事をやめた人の5つの理由【講師が現場で見てきたパターン】

ネットで調べると「やめた理由ランキング」みたいな記事がたくさんあります。

でも、教室で実際に子どもたちを見ていると、「あ、これがその典型だ」と思う瞬間がたくさんあって。ここでは、数字や統計ではなく、現場で繰り返し見てきたリアルなパターンをお伝えします。

理由特に多い時期
①授業についていけず自信をなくした通い始めて3〜6ヶ月目
②教室の内容が子どもの興味と合わなかった6ヶ月〜1年
③先生・教室の雰囲気が合わなかった1〜3ヶ月
④送迎・授業料の負担が厳しくなった家庭環境の変化のタイミング
⑤他にやりたい習い事・部活ができた小4〜5年・中学進学時
教室で多く見られる「やめた理由」と時期の目安

理由①:授業についていけず、自信をなくした

最も多いパターンです。

プログラミングの入口でよく使われるScratch(スクラッチ)というツールは、ブロックを積み木のように組み合わせてゲームやアニメーションが作れる無料ツールです。

一見シンプルに見えますが、最初の基礎でつまずくとそこから先に進めなくなることが多くて。

「わからないまま授業が進む」→「何をやっているかわからない」→「つまらない」という流れで、気づいたときにはもう教室が苦痛になっているんです。

教室でよく見るのは、通い始めて3〜6ヶ月目ごろ、突然「行きたくない」と言い出すケース。このタイミングでの「やめたい」は、ほぼこの理由です。

理由②:教室の授業内容が子どもの興味と合わなかった

実は、子どもが「プログラミング」と一口に言っても、興味の対象はバラバラなんです。

マインクラフト(マイクラ)でモノを作るのが好きな子に、Scratchでキャラクターを動かす授業だけをやらせると離脱しやすい。ロボットや機械が好きな子に、画面だけのテキストコーディングをやらせても合わない。

教室の「教材」と子どもの「好き」がズレているだけで、プログラミング自体が嫌いなわけじゃないケースは意外と多いんです。

このパターンでやめた場合、教室を変えるだけで続いたという子を何人も見てきました。

理由③:先生や教室の雰囲気が合わなかった

正直、自戒も込めてお伝えします。

子どもは先生の「距離感」に対して、大人が思う以上に敏感なんです。

「先生が怖い」「質問しにくい」「なんとなく居心地が悪い」。こういった感覚的なものが積み重なって、「行きたくない」に変わることがあります。

講師のプログラミングスキルより、「子どもが質問しやすい雰囲気かどうか」の方がずっと重要なんです。これは、講師をしてみて強く実感したことでもあります。

講師である自分からしても、相性の問題は確かにあります。相性が合わないまま続けるより、別の教室を検討した方が子どもにとって良い場合も多いんです。

理由④:送迎や授業料の負担が家庭的に厳しくなった

これは「学習の問題」ではなく、純粋に家庭の事情で起こるケースです。

引越し、下の子が生まれた、共働きになった…。生活環境の変化で、送迎の時間が取れなくなったり、授業料の優先順位が変わったりすることはよくあります。

このパターンの場合、「プログラミングをやめる」のではなく「通学型をやめる」という選択ができます。オンライン型の教室に切り替えると、送迎ゼロ・月謝も抑えめで続けられるケースがあるんです。

理由⑤:他にやりたい習い事・部活ができた

小学4〜5年生や、中学進学のタイミングに多いパターンです。

中学受験の準備が始まった、部活に入った、スポーツが楽しくなった…。子どもの「やりたいこと」が増えるのは、むしろいいことなんです。

教室でも、一度やめて高校生になってから「やっぱりプログラミングやりたい」と戻ってくる子がいます。「やめる=永遠にやめる」ではないんです。

うちの子、3ヶ月目でやめたいって言い出したんですけど…これって理由①ですか?

その時期でつまずく子は、まさに基礎でひっかかっているケースが多いんです。ただ、もう一つ別の可能性もあって…次のセクションで判断材料をお伝えしますね。


やめた後に後悔する人・しない人の違い

鳥と犬と一緒にチェックリストを確認する子供のイラスト
感情で決めず、一度立ち止まって「今の状況」を整理してみましょう。

「やめて本当によかったのかな」と後から悩む保護者の方は少なくないんです。

教室で見てきた経験から言うと、後悔するかどうかは「やめた理由」より「やめるときの状況」で決まることが多いんです。

やめて正解だったケース3パターン

ケース①:子どもが楽しんでいなかった(教室の日が近づくと明らかに元気がなくなっていた)
ケース②:教室との相性が悪く、別の教室に変えたら楽しそうに続いた
ケース③:一旦離れて、高学年になってから自分から「またやりたい」と言い出した

特にケース②は、「やめてよかった」と感じる保護者の方が一番多いパターンです。

「この教室が合わなかっただけ」と気づいて別の形式を試したら、同じ子どもとは思えないくらい積極的になった、というのは教室でも何度も目にしてきました。

やめて後悔したケース3パターン

ケース①:「ちょっとつまずいただけ」のタイミングで辞めてしまった(もう少しで乗り越えられた)
ケース②:親が期待しすぎて、子どもがプレッシャーに負けてしまった(子ども自身は続けたかった)
ケース③:無料体験なしに本契約して、合わずに3ヶ月で辞めた(費用も時間も無駄になった)

ケース③は特にもったいないパターンです。

今はほとんどのプログラミング教室が無料体験を用意しています。契約前に必ず体験に行く、というだけで防げるケースが多いんです。

チェック項目YES → やめて正解NO → もう少し様子を見て
教室の日が近づくと元気がなくなる
「なぜやめたいか」を子どもが言葉にできる
別の教室や形式は試していない
最近つまずいた出来事があった
作りかけのプロジェクトが残っている
「やめて正解」「もう少し様子見」の判定チェックリスト

「子どもが続けたいと言っているか」
「教室に行く日を楽しみにしているか」
この2点だけで、ほぼ判断できます。どちらもNOなら、やめる判断は間違いじゃないんです。


やめる前にチェックしてほしい3つのこと

「やめたい」と言われたとき、すぐに決断しなくていいんです。

判断材料を少し増やすだけで、後悔しない選択ができることが多いんです。3つだけ試してみてください。

①先生に「最近の様子」を聞いてみる

意外に盲点なのが、「教室では普通にやっている」ケースです。

家では「行きたくない」と言っているのに、いざ教室に連れて行ったらいきいきしている——そういう子は実は多いんです。

先生への質問は、シンプルで大丈夫です。

「最近、集中できていますか?」
「授業中の様子はどうですか?」

この一言が、判断の大きなヒントになります。先生から見た様子と、家での様子が違う場合は、もう少し続けてみる価値があることが多いんです。

②カリキュラムの区切りまで続けるか確認する

「プロジェクトが完成する直前でやめた」というのは、一番もったいないパターンです。

プログラミングの授業は、ゲームやアニメーションなど「作品」を完成させる形式が多いです。完成したときの達成感で、子どもの気持ちがガラッと変わることがあるんです。

「今のプロジェクトが終わったら、もう一度考えよう」と区切りを設けるだけで、子ども自身が「続けたい」と言い出すケースを何度も見てきました。

③他の教室の無料体験を試してから決める

「プログラミング自体が合わない」のか、「その教室が合わないだけ」なのかを見極めるために、別の形式を一度試してみることをおすすめします。

特に、通学型しか試したことがない場合は、オンライン型を体験してみると反応が全然違うことがあるんです。送迎の手間もなく、自宅でできるので子どもがリラックスして取り組めるというのも大きいんです。

他の教室の体験に行くだけでも、何か変わりますか?

実は”うちの教室が合わなかっただけ”の子って意外と多いんです。1回別の形式を試すと、子ども自身の反応で答えが見えます。「楽しそう」か「やっぱり嫌そう」か——それだけで判断できるんです。


やめた後の選択肢|プログラミング学習を続ける3つの方法

自宅のリラックスした環境でプログラミングを楽しむ子供のイラスト
通学が合わなくても、オンラインという「新しい道」で才能が伸びることもあります。

「やめる」と決めたとしても、プログラミング学習を完全にやめる必要はないんです。

形を変えて続けるという選択肢があります。3つ紹介します。

タイプ費用目安送迎質問対応習慣化のしやすさ
通学型月1〜2万円前後必要◎ 対面でしやすい○ 決まった時間がある
オンライン型月5,000〜1万円前後不要○ チャット・ビデオ対応△ 自宅環境に依存
完全独学無料〜不要✕ 自力で解決が必要✕ 継続が難しい
通学型・オンライン型・独学の比較

①オンライン型の教室に切り替える

通学型をやめた理由が「送迎が大変」「月謝が高い」の場合、オンライン型への切り替えが一番スムーズな選択です。

自宅で受講できるので送迎はゼロ。費用も通学型と比べると抑えめなことが多いんです。

SEとしての視点で言うと、自宅でパソコンに向き合える環境が整っている子にはオンラインが合っています。ただし、家だと気が散りやすい子や、先生の存在が学習の動機になっている子は通学型の方が向いているケースもあります。

オンライン型の代表的な選択肢のひとつがデジタネです。ゲームやマインクラフト、動画制作など子どもの「好き」に合わせたコースが充実していて、オンライン完結で学べます。

②通学型の別の教室に切り替える

教室を「やめる」のではなく「変える」という選択です。

教材の種類、講師との相性、教室の規模——これらが変わるだけで、同じプログラミングでも子どもの反応がまったく変わることがあるんです。

個別指導型を試したことがない場合、LITALICOワンダーがおすすめです。子ども一人ひとりの「作りたいもの」に合わせてカリキュラムが組まれる形式なので、「授業の内容が合わない」という悩みが解決しやすいんです。

③完全独学で進める(正直おすすめしません)

正直に言います。子どもの独学は、かなり難しいんです。

SEとして働いていると、大人でもプログラミングの独学で挫折する人がどれだけ多いか身に染みてわかります。質問できる相手がいない状態で詰まると、そこで止まってしまうんです。

「まずは触れさせたい」という場合のみ、Scratch公式サイト(無料)から始めてみるのは悪くありません。ただ、長期的に続けるなら何らかの形でサポートがある環境を強くおすすめします。

やめる前の「お試し」として、まずは無料体験から動いてみませんか。


【Q&A】プログラミング習い事をやめた人のよくある疑問

Q. 半年でやめるのは早すぎますか?

半年でやめるのって、早すぎますか?

目安として、最低3ヶ月は続けてから判断するのがおすすめです。ただ、子どもが泣いて嫌がる・明らかに苦痛になっているなら、期間に関係なくやめて大丈夫です。

「半年=早い」とは一概には言えないんです。

最初の3ヶ月はどんな習い事でも慣れない時期なので、そこで「つまらない」と感じるのはある程度自然なことです。ただ、半年経っても改善が見えない・楽しそうな様子がないなら、無理に続けても効果は薄いんです。

Q. プログラミングの習い事は小学生低学年から始めても意味ある?

低学年でやめちゃったんですが、そもそも早すぎたんでしょうか?

ふふ、「何歳から始めるべきか」ってよく聞かれるんですが、年齢より「パソコンやタブレットに興味があるか」の方がずっと大事なんです。

低学年でやめた場合でも、「早すぎた」と自分を責める必要はないんです。

教室でも、低学年のうちに一度離れて、3〜4年生になってから「やっぱりやりたい」と戻ってくる子はいます。低学年向けにはScratch Jr(スクラッチジュニア)やビスケットといった、より直感的に操作できる教材が合っているケースも多いんです。学年に合った教材かどうかを確認することの方が、始める年齢より重要なんです。

Q. やめたあと、学校のプログラミング授業についていけますか?

習い事をやめたら、学校のプログラミング授業で困りますか?

SEとして言わせてもらうと、まず安心してください。学校のプログラミング必修化の目的は「特定の言語を覚えること」ではなく「プログラミング的思考(順序立てて考える力)」を育てることなんです。

実際、小学校で行われるプログラミング授業のほとんどは、特定の言語を打ち込む内容ではなく、ビジュアル操作で「順序」や「条件」を学ぶ内容です。

習い事をやめても、授業についていけなくなることは基本的にないんです。それより「やめた後に嫌な記憶が残っていないか」の方が、授業への姿勢に影響するケースが多いんです。

Q. プログラミングが嫌いになった場合、どうすればいい?

やめてから「プログラミング大嫌い」って言ってるんですが…もうダメですか?

これはね〜、ちょっと時間をおいてから「教材の形式を変えてみる」か「一定期間完全に離してみる」の二択です。嫌いになった直後に別の教室に連れて行っても、逆効果になることが多いんです。

「嫌い」の感情は、多くの場合「その教室・その教材が嫌い」なことが多いんです。プログラミングそのものが嫌いかどうかは、形式を変えてみないとわからないんです。


まとめ:プログラミング習い事をやめる判断は「次の一手」とセットで考える

「やめる」という決断は、決してネガティブなことじゃないんです。

大切なのは、やめた後にどう動くかです。

やめた理由は「合わなかった」だけ。子どもが悪いのでも、親が悪いのでもないんです。
やめる前に「先生に様子を聞く」「別教室の体験を試す」で判断材料を増やしてみてください。
通学型をやめても、オンライン型・別の教室という第3の道があります。

やめるかどうかで悩んでいる時間より、別の教室の無料体験を1回試した方が、子ども自身の反応で答えが見えます。

まずは無料体験から、気軽に動いてみてください。

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